爪に白い斑点ができた場合は「爪甲白斑」の可能性が高いでしょう。爪甲白斑には白い斑点ができる場合と白い線ができる場合と爪全体が白くなる3つのケースがあげられます。中でも白い斑点は特に出来やすい症状の一つと言えます。まずは、白い斑点はそれほど大きな心配は要らないのでご安心を。主な原因は爪甲の 不全角化と呼ばれる爪の成長異常等により発生します。占いの一種では爪に出来た白い点の場所によって幸運がもたらされるとされているくらいですので、怖い病気の前触れという事は心配する必要はあるません。詳しくはこちらを→爪に出来た白い斑点で運勢占いができる?また、爪と肉の間に空気が入る事で現われるケースもあり、特に子供に多く見られ成長とともに消えて無くなる事がほとんどです。「爪甲白斑」の中でも斑点ができる場合は病気の心配は小さくなります。先天性のもので一生消えないという人もいるでしょう。写真の爪は、先天性の爪甲白斑による白い斑点の為、消える事はありません。しかし、急激に白い斑点がいくつも爪に出来た場合などは、内臓疾患の可能性が高くなりますので、かかりつけの内科を受診する事をお勧めします。また、線上に白い線が爪に出来る場合には、感染症や心疾患、さらにはストレスがたまっている等の病状が心配されます。さらに、全体に白く濁っている場合には肝硬変、糖尿病などの思い病気の前兆の可能性があります。特に、急に爪全体が白く濁ってしまった場合には危険度が高くなります。特に爪に急激な変化が現れた場合には斑点や線上などの形は問わず、何らかの病気の危険を爪が知らせてくれている可能性が高いと言えるでしょう。
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